新年の奈良・その12009/01/03 15:32

南大門から五重塔を見ながら伽藍に向って歩く
今年もお正月は奈良に行って来ました。
いつもの東大寺ではなくて、法隆寺に行ってみようということになって斑鳩方面へ。法隆寺に来るのは何年ぶりだろう、かなり久しぶり。
梅原猛の「隠された十字架」を読んで以来、何となく近寄りがたくなっていたのでした。
南大門から西伽藍へ歩いて行くと、以前来た時よりも小振りな印象を受けました。五重塔や金堂、様々な仏像とにかく見所の多さに改めて感心させられます。
昔、修学旅行で訪れた時は五重塔の内側に入ることが出来て、塑像をぐるっと見て回った記憶があるのですが、いつからか外から眺めるだけになってしまったのは残念。
宝物蔵の奥には百済観音堂が出来ていて、ここには有名な百済観音像をはじめ、多くの仏像などが展示されていて、見応えあり。
夢殿まで来ると、広隆寺まで足を伸ばしたくなるのですが、家族の体調もあって、今回はそこまで。
そして、「正月とはいえこの辺は「初詣」の場所とは違ってるみたい」、ってことで、やはり東大寺のあたりに行くことに決定。

中房温泉その22008/11/13 00:30

グツグツ ボコボコ
地熱料理としてゆで卵を作ろうってことで、昨日買い出ししといた卵を
湯気の立ち上る砂地の中に埋めました。結構熱かった。本当かなあ、と
一抹の不安とともに待つこと数分、掘り出してみたら、ばっちり出来て
いました。ちょっと硫黄臭いけど、美味。
下山途中には源泉も見ることが出来ました。
強大な自然エネルギーが、人間が利用するのにちょうど良い状態で
顔を出しているワケで、これは自然からの贈り物。

秋の中房温泉2008/11/13 00:18

この後ろに本館や別館があるんです
大学のときのサークルのOB会で、長野県の中房温泉に行ってきました。
「日本秘湯を守る会」の温泉の一つ。燕岳の登山口にあります。
この時期チェーンが必要かも、とか四駆のクルマじゃないとたどり着け
ないかも、等々いろんなことが予想されましたが、秋たけなわの紅葉の中
普通に到着しました。
案内された部屋のメインは離れのようなところにある和室の大部屋。立派
な床の間や欄間もあって格式が高い部屋でした。その一方、あちこちから
すきま風が入って、ちょっと寒そう。
でもそのおかげで、いろんな種類の温泉を楽しんで、遅くまで酒を酌み
交わして貸し切り状態。余計な気を使わなくてよかったので、快適でした。
翌朝、霧氷の混じる紅葉を眺めながら、地熱料理をするために少々山登り。
途中で、我々が宿泊した棟の横を通過しましたが、「風雪に耐えて」と
いう言葉がぴったり。建築の内外のギャップは面白いなあ。