神長館守矢家史料館2010/11/15 00:43

友人達と山梨県の増富温泉で集まることになり、仕事の合間を縫ってお出かけしました。途中、高速を諏訪インターで降りて、かねてから見たかった「神長館守矢家史料館」を見学しました。
探す気にならないと見つからない建物ですが、展示を見て、周りを歩くとここがただなならぬ場所であることが判明して来るのでした。
展示物を見た後で突き出た柱をみると、まるで角(つの)のような
同じく藤森さんの設計した「高過庵」というお茶室、これも前から見学したいと思っていましたが、それは神長館のすぐ近くにありました。
歩く茶室、歩く人
夕方ということもあって本日休業中といった印象でしたが、写真で見るよりも安定感がありました。こういうひっそりとしたところで、静かに立てるお茶はどのような味わいなんだろう。


瑞牆山から白州へ2010/11/15 00:53

増富温泉は、武田信玄の時代以前から湯治場として知られていたらしいけど、近年になって、その効能の元が、含まれているラジウムであることが判明したらしい。放射能は大丈夫ですか?と思いつつ入浴すると、聞いていた通りの冷泉。シーズンの始めの頃に入るプールのよう。一緒に入ってるお客さんの中には「う〜ん、う〜ん」なんて唸りながら入ってる人がいましたが、熱いんじゃなくて冷たいからなんだろうなあ。
翌朝は増富温泉を流れる渓流をさかのぼって瑞牆山のふもとから山頂を眺めました。その川には3メートル角ぐらいの大きさのものも含めて、巨大な岩がごろごろしていましたが、それはこの山からこぼれてきたように思われます。まるで仙人が住む山。紅葉も見ごろでした。
真ん中あたりの角ばった岩は「ローソク岩」と言うそうな
その後、白州にあるサントリーのディスティラリーに到着。友人との待ち合わせの都合で、ちょっと早歩きで見学しました。
しっとりと瑞々しい紅葉でした
酒造りというのは神様への捧げもの。これって洋の東西に関係なく人間が自然に抱く畏敬の念から生まれるんだろうなあ。