吹雪の中の除夜の鐘2010/01/06 02:53

大晦日から元旦にかけての除夜の鐘。家の近くのお寺では希望者に突かせてくれるので毎年長〜い列が出来ます。おかげで現代の煩悩肥大社会にふさわしく、108回の3倍ぐらいは響き渡ってるんじゃないでしょうか。
でも、今年はこの雪。
寒さにシャッターを押す指もブルブル
1月1日っていうのは晴れの特異日のはずなのになあ、などとオジさんは思うのですが子供達は大喜び。連中にとってはエキサイティングな、新年の幕開けなんだろうなあ。
タクシーで来てる人もいましたが、煩悩の数も108回の1.5倍ぐらいで収まったんじゃないでしょうか。
何はともあれ、新年なのでした。


制作現場にて2010/01/08 00:14

友人であるIさんから、「愛知アートの森」での作品展示を手伝わない?との誘いを受けて現場に行って来ました。そこは四間道の「月のののうさ」というお店。四間道は名古屋市の街並保存地域に指定されていて、昔の町家を再生したりしているところです。
Iさんの教え子さんが二人アシスタントで参加していて、作品自体の制作の手伝いは彼らが活躍していました。
Iさんはいつもはインスタレーションを作風としていますが、今回はオブジェ。
よく見かける材料で意外性のある作品を作ってました。
いつもならこっちから見ることはできないんですが・・・。

中庭から2階に目をやると、小屋丸太をうまく露出させているきれいな部屋を発見。店の人にお願いして2階からも作品を鑑賞することが出来
2階からの眺め。下で見ている姿とは違うなあ
ました。ここから見える姿は一般の人の目には触れないんだろうなあと思いながらシャッターを切りました。



小さな建築2010/01/08 01:21

四間道での展示作業も終わり、やはり「アートの森」の会場である水谷邸に向かいました。
その途中で、どこかのお寺のご本尊の家である「厨子」の改修作業の現場に遭遇。
「仏具師」の看板が出ていました

構成部材の多さには驚きます。
多様なパーツは建築と同じ
「仏具師」の看板がかかってましたが、こういうこともするんですね。
お店の人の話では、奇麗にしてから漆を塗ったりしながら本来の姿に戻していくんだそうな。背中の板の裏書きには、寛政12年の記載がありました。修復が完了したらどういう姿になるんでしょうか。