三葉会の展示2008/12/28 06:12

コンパクトなスペースに多彩な作品が並んでいました
友人の紹介で「三葉会」の展示を見てきました。
場所は名古屋市立博物館の3階のギャラリー。
石燈篭・石仏の作家、彫刻家、モザイク作家の三人が集まってるので「三葉会」ということになっています。「禅」・・三つの形・・がテーマなっていますが、これが今回のものなのか、会としての基本テーマなのか聞くのを忘れました。
石燈篭の原さんの作品は、彼の地元である岐阜県産の花崗岩を使っていますが、どれも茶の世界にピッタリする風情の作品。庭に置かれると、「古池や・・・・・・・」の中の「古」という言葉そのものであるかのような存在感を出すだろうと思います。「佇まい」と言った方が良いのかも。
使っている花崗岩の風合いも良い感じ。やっぱり樹々のある場所が似合うんだろうなあ、と思います。
モザイクの曽根さんの作品は、絵画的なジャンルの作品だけにとっても自由。モザイクと言っても新旧いろいろありますが、彼の作品は白をうまく使っていて、さっぱりした、清潔感のある作品で、好感が持てました。こういう作品は、さり気なく生活に溶け込んできそうです。
彫刻の鬼塚さんの作品は、抽象的なものから仁王像やガンダーラ仏をデフォルメしたものまで様々。私としてはオブジェのような抽象的なものの方が気に入りました。
こういう展覧会は、やってることを教えてもらわないと気が付かないだろうなあ。

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