久々の上京12008/12/22 01:45

パンフレットは普通ですが、展示は斬新
鎌倉にいる建築の師匠を囲んで食事をする機会があり、久々に上京。
乃木坂のギャラリー間で行われている安藤忠雄建築展を見る。
目玉は、住吉の長屋の原寸大模型。さすがにコンクリート製というわけにはいかなかったようで、ベニヤ製。でも、空間のスケール感は体感出来て、面白い。「住み手に賞をあげるべき」という評があったのを思い出し、なるほど、と納得。
中庭の上空に切り取られた空が美しかった。

久々の上京22008/12/22 02:02

一緒に写ってるのは友人の足
友人と乃木坂辺りを歩き間わているうちにかかとに違和感を感じる。見てみると、なんと靴のかかと部分が壊れている。ウレタン製のソールの靴を久々に履いたら崩壊、ってことは以前にも経験したことがあるが、またしても。歩けば歩くほど、ますますおかしくなって来て困ったもの。いざとなったら裸足で歩くか、と思いつつも何とか靴屋さんに駆け込んで新しいのを購入。原始人にならなくて良かった。

久々の上京32008/12/22 02:18

異国情緒が濃厚
久々の横浜中華街。
待ち合わせの時刻までまだ少しあるので、中華街をブラブラ歩く。友人が「寺がある」と言いだすので、歩いている内に発見。前からあったかなあと思いつつ、記憶になし。後で調べると、「媽祖廟」と言うらしく、2年程前にできたとのこと。
極彩色なので、照明は普通でもクリスマスの飾り付けのような感じを受ける。
近くで見ると彫刻などもとても精緻に出来ていて、建立した人たちの思いの強さが伝わってくる。人々が集う街にはこのような精神的な中心があってはじめて、落ち着きというものが生まれるように思われる。

久々の上京42008/12/22 02:38

外からだけではわからない、細部の完成度の高さ
上京二日目は、やはり友人と、代官山のヒルサイドテラスで行われている建築展、「ヨーロッパ・アジア・パシフィック 建築の新潮流2008-2010」を見る。なかなか新鮮で良い。展示手法も変な力みがなくて気持ちが良かった。
会場に入る前に周りを見ていて、ちょっとクラシックな木造建物があるのに気づいていたのだが、そこへいってみると「旧朝倉家住宅」という需要文化財であることが判明。公開されていて見学が出来たので入ってみる。入場料100円なり。
「むくり」がついた入母屋の屋根が印象的。
内部は基本的には数寄屋作りだが和洋折衷で興味深い。使われている木材は、派手なものは一切使われてないが、杉を中心に、とても素性の良いものを使用していて、清潔感が漂い気持ちがいい。品格の良い建物とはこういうものであると思う。
今まで気が付いてなかった建物で、良い発見であった。