サモア工房作品展2011/11/15 03:31

木工をやっている、学生の時の先輩が松本で個展を開いているので、仲間と集まりました。
会場は県の森公園の近くの「クラフトセンター」のギャラリーで、ここのHPにも紹介されてます。
http://matsumoto-crafts.com/?p=1350
小ぢんまりとした会場の中央に、自然木だぞといった面持ちのテーブルがあってズラッと小ぶりな作品が並んでいました。奥のコーナーにはちょっと大きめの作品。
カード立がたくさん並んで景色ができていました

すでにいくつか氏の作品は持っていますが、なんだか懐かしいような雰囲気を感じました。拭き漆は氏の作風の原点ですが、最近はオイルフィニッシュも始めたとのことで、明るい雰囲気の作品がちらほらとありました。
私は拭き漆のほうが好きで、素材の持ち味をうまく引き出しています。大きさの大小には関係なく木目の美しさは見ていて飽きることがありません。
足の形が面白い花台でした
財布と相談してカード立てを購入しました。小さいけど木目の感じがきれいで、ちょっとした宝石のようです。
これからの展開も楽しみ。
がんばってください。


漆芸展2011/11/15 04:02

松本に出かけた際に、かつての恩師のお姉さまの展覧会に足を伸ばしました。
場所は安曇野の池田町立美術館のギャラリーです。安曇野から北アルプスまで見渡せる気持ちのよいロケーション。遅い紅葉ですが、見ごたえのあるパノラマでした。

会場の写真が撮れなかったのでチラシでご紹介
作品は工芸というより漆絵画とでも言うようなところがあって、新鮮な印象を受けます。お椀や、家具、箱物といったものだけでなくて絵として制作されている作品も多くて、漆黒の中に引き込まれていくような印象があります。美しい作品群でした。
これらの作品がうまく継承されますように。
外に出ると再び秋景色。いい作品を見た後は余韻があるんでしょう、周りの景物が作品に見えてきます。
自然が作品、です
花鳥風月を愛でるというのは日本で生活していることの楽しみなのだと思います。